風邪をひいている間に筋トレするのはNGです!その理由は…

風邪をひいてしまったとき、あなたは筋トレをどうしていますか?
構わず続けるのか、量を減らすのか、全くやらないのか。

 

風邪をひいてる間はどうしたら筋肉のためになるのか気になりますよね。
今回はそうした素朴な疑問を解決していけたらと思います。

 

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風邪をひいている間の筋トレは逆効果

結論から言うと、風邪をひいている間の筋トレはオススメしません
というのも理由がいくつかあります。
理由1つ1つを見ていきましょう。

 

体の疲れで抵抗力が弱まる

1つ目の理由に体の疲れで抵抗力が弱まることが挙げられます。
筋トレをした直後はもちろん疲れますよね。
この疲れている状態は実は身体が栄養を欲しがっている状態なのです。

 

栄養の中でもグルタミンという成分が特に不足しがちで、そうなると体の白血球が少なくなってしまいます。
ウィルスや菌を撃退する白血球が少なくなることで抵抗力が弱まってしまうんですね。

 

カタボリック状態になってしまう

2つ目の理由に風邪をひいている間は筋肉が小さくなることが挙げられます。
風邪をひいている間に筋肉が小さくなるなら、筋トレしなくちゃいけないと思ったそこのあなた。
その考えは危険です。

 

その理由は筋肉が小さくなっていく仕組みにあります。
筋肉が小さくなるのは身体が栄養を得ようとして、自分の筋肉や細胞を分解してしまうからなのです。
この状態のことを専門用語でカタボリック状態と言います。

 

ちなみにこの逆の状態のことをアナボリック状態と言い、筋肉や細胞をエネルギーと同化させることで筋肉を大きくする状態のことだそうです。
風邪をひいているときに筋トレをしても身体が弱まる一方なのは一目瞭然ですね。

 

筋トレが、風邪をひきやすい状態を作ってしまう

3つ目の理由に筋トレ自体が風邪をひきやすくするということが挙げられます。
筋トレ直後は体の疲れや体温が下がることで普段よりも風邪をひきやすい状況を作ってしまいます。
ましてや普段から筋トレをしている人は日常的に筋トレで風邪をひきやすい状況にしてしまっているのです。

 

筋トレを休んで、体の回復に専念することが大切

風邪を引いてしまったら、筋トレを再開するためにも、早く治したいですよね。
早く治すためにはズバリ栄養をとることと休みをとることです。
ビタミンを多くとったり、十分な睡眠をとったりすることが重要なのです。

 

筋肉を失いたくないという焦りから風邪をひいている間も筋トレをしたくなる気持ちはわかります。
しかし、風邪をひいている間の筋トレは体調を悪化させることが大半なので、できる限り控えるようにしましょう。

 

そもそも普段から筋トレをしている人は1週間で筋肉が衰えることがあまりありません
また筋肉が衰えたとしても、ちゃんとしたからだ作りができていれば筋肉が戻るのはすぐです。
治りかけ・治りたてのときも再発を防ぐためにも安心して休んでくださいね。

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